グローバル・パートナーシップの強化:熊本大学による英国訪問
令和8年6月25日から7月3日にかけて、三宅雅人大学戦略担当副学長をはじめとする本学代表団が英国を訪問しました。本訪問は、世界トップクラスの大学との国際共同研究を推進し、本学の研究力強化および国際的なプレゼンス向上を図ることを目的に実施されました。
ケンブリッジ大学との学術交流
ケンブリッジ大学では、本学永青文庫研究センターとアジア・中東学部による合同ワークショップを開催し、日本の歴史史料と文化資源の活用について深い議論が行われました。また、工学部では本学の客員教授でもあるDongfang Liang教授と面談しました。Liang教授とは長年にわたり共同研究を進めており、今回の訪問では、教員学生交流の拡充に向けた連携について意見交換を行いました。
ダラム大学との連携強化
ダラム大学では、「日本研究」「防災・減災」「工学」の3分野を中心に協議を行いました。近代言語・文化学部との議論では、永青文庫研究センターが有する史料とAI-OCR技術を活用した学際的な研究の可能性が確認されました。また、ハザード・リスク・レジリエンス研究所(IHRR)との意見交換を通じて、防災・気候レジリエンス分野での共同研究や学生交流、共同資金獲得に向けた協力体制について認識を共有しました。また、工学部との意見交換では、共同研究の可能性について認識を共有しました。さらに、同大学オリエント博物館の視察を通じて、熊本大学の文化資源との将来的な展示連携についても意見を交わしました。面談の最後には、Claire O’Malley副学長とこれら3分野を軸に、組織的な連携をさらに深めていくことを確認しました。
グローバル展開の新たな歩み:学外機関との連携強化
訪問期間中、帝京大学ダラムキャンパスとも、交流の可能性について協議を行いました。また、在英国日本国大使館、日本学術振興会(JSPS)ロンドン研究連絡センター等の主要機関を訪問し、日英共同研究の推進に関する意見交換や助成制度、申請戦略に関する知見を深めました。
今回の訪問は、2026年6月に日英首脳会談で発表された「日英科学フロンティア・テクノロジー・パートナーシップ」の枠組みとも合致する非常に時宜を得たものとなりました。本学は、今回構築したネットワークを活かし、研究者および学生の交流を具体的に推進することで、グローバル化達成とグローバルな研究イノベーションの創出に引き続き邁進してまいります。
合同ワークショップの詳細は、こちらからご確認いただけます。

ケンブリッジ大学工学部 Dongfang Liang教授(右から2番目)との記念撮影

Dongfang Liang教授の案内でDyson Centre for Engineering Designを見学

熊本大学永青文庫研究センターとケンブリッジ大学アジア・中東学部による共催ワークショップにて、発表を行う熊本大学の稲葉継陽教授

熊本大学・三宅雅人副学長(左)とダラム大学・Claire O’Malley副学長(グローバル担当)

ダラム大学の近代言語・文化学部の教職員との記念撮影

ダラム大学のハザード・リスク・レジリエンス研究所(IHRR)の教職員との記念撮影

ダラム大学の工学部の教職員との記念撮影

オリエンタル博物館にて、日本関連の収蔵品を視察

帝京大学ダラムキャンパスの校長(左端)、事務長(中央)およびスタッフの皆様との記念撮影

ラフカディオ・ハーン文化センターにて、帝京大学ダラムキャンパスの英語教員の皆様と