インドネシア高等教育機関幹部が産学連携の強化に向けた研修の一環で本学を訪問
令和7年10月16日、インドネシアの高等教育機関で産学連携を担当する幹部12名が、研修の一環として熊本大学を訪問しました。
今回の研修は、インドネシアの大学における国際競争力の強化および産学連携ネットワークの構築を目的として、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する「インドネシア国別研修(産学連携強化)」の一環として行われたものです。訪問団は、熊本大学名誉教授の宇佐川毅氏および九州大学名誉教授でJICA国際協力シニアアドバイザーの渡邊浩一郎氏の引率により来学しました。
当日は、研究開発戦略本部イノベーション推進部門の緒方智成教授が、日本における産学連携の現状や本学の取り組みについて講演を行い、共同研究や受託研究の具体的な事例を紹介しました。
講演後、参加者は、企業等との半導体関連の共同研究を推進することを目的に新設されたSOIL(Semiconductor Open Innovation Laboratory)を見学しました。クリーンルームやレンタルラボなどを視察し、本学の半導体教育・研究に関する最新の取り組みについて理解を深めました。
参加者からは、本学の産学連携の実績と取り組みへの高い関心が寄せられ、有意義な研修となった旨の感想が聞かれました。
宇佐川名誉教授による挨拶(左端)
緒方教授による講演
SOIL内のクリーンルームを見学
SOIL前での集合写真