熊本大学―マンスフィールド財団連携講義特別セミナーを開催しました

令和8年5月26日、熊本大学は「熊本大学―マンスフィールド財団連携講義特別セミナー」を開催しました。ゲストスピーカーとして、第29期マンスフィールド・フェローのエリザベス・ベアー氏を招き、「異文化コミュニケーションと良好な人間関係の構築」をテーマにご講演いただきました。本セミナーは、対面およびオンラインによるハイブリッド形式で実施し、学外からも参加がありました。

講演では、ベアー氏が国際的な実務経験を踏まえながら、グローバルな環境における異文化コミュニケーションと人間関係構築の重要性について紹介しました。日本とアメリカを例に、日本で多く見られる「相手の意図を察する」コミュニケーションと、アメリカで重視される「言葉で明確に伝える」コミュニケーションの違いや、それぞれの文化的傾向が意思疎通に与える影響について説明しました。また、どちらのコミュニケーションスタイルにも優劣があるわけではなく、それぞれの長所を組み合わせて用いることで、より良いコミュニケーションにつながると伝えました。

ベアー氏は、異なる背景を持つ人々とより客観的かつ効果的にコミュニケーションを取るためには、自身の文化的傾向やコミュニケーションの特徴を理解することが大切であると強調しました。さらに、自分の考えを表現する自信や自己認識を高めることが、異文化コミュニケーションを成功させるための重要な要素であることにも触れました。また、コミュニケーションは対立や議論として捉えるのではなく、相互理解やより良い解決策を共に見つけるための協働的なプロセスであるという考え方も示されました。ベアー氏は、相手の異なる価値観を尊重しながら、自分自身の考えを明確かつ建設的に伝えることの重要性を学生に伝えました。

講演後には質疑応答の時間も設けられ、学生や学外からの参加者から、アメリカの職場文化やコミュニケーションスタイル、自己認識を高める方法などについて多くの質問が寄せられました。本セミナーは、学生や参加者にとって、グローバル化が進む現代社会における異文化理解とコミュニケーションについて学ぶ貴重な機会となりました。

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大谷順理事・副学長とエリザベス・ベアー氏

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セミナーの様子(右:横塚志乃准教授)

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質疑応答の様子

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五高記念館前にて

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