山東大学(中国)が本学を表敬訪問
11月7日、山東大学の李術才学長をはじめとする7名の訪問団が熊本大学を表敬訪問し、小川久雄学長、大谷順理事・副学長、岸田光代副学長、井原敏博工学部長らと懇談しました。熊本大学と山東大学は1997年に部局間交流協定を締結し、その後2009年には大学間交流協定に格上げしました。
会談では、冒頭に小川学長が訪問団を歓迎し、これまで工学や医学分野での交流が築かれてきたことの重要性に触れ、今後さらなる連携と協力関係の深化への期待を述べました。これに対し、山東大学の李学長は、学長就任後初めての日本の訪問先として熊本大学を訪れることができたことに喜びを表し、山東大学にとって熊本大学は極めて重要なパートナーであると強調しました。また、日本と中国が隣接する国同士であることから、人材育成から共同研究、技術革新、文化伝承に至るまで、より緊密な連携を強化していく必要性についても言及しました。
会談では、双方の大学における最近の取り組みやこれまでの交流状況についての紹介も行われ、今後の協力関係の強化に向け理解を深める機会となりました。
会談に先立ち、李学長一行は、熊本大学に留学中の山東大学出身の6名の学生と面談する機会を持つとともに、国指定重要文化財である工学部研究資料館を訪問し、熊本大学の歴史と伝統について理解を深めました。
記念品交換(左から:李術才学長、小川久雄学長)
集合写真
大谷理事による熊本大学の紹介
井原大学院自然科学教育部長による工学分野の交流状況の紹介
宋教授(大学院生命科学研究部)による医学分野の交流状況の紹介
山東大学エネルギー・パワー工学部の紹介
山東大学材料科学工学部の紹介
山東大学出身の留学生との懇談
工学部研究資料館内
工学部研究資料館前