グリフィス大学(オーストラリア)が来学

平成26年7月9日(水)、グリフィス大学から、Dr.Jeanne McConachieおよび学生10名を含む14名が、熊本大学を訪問しました。

グリフィス大学は、オーストラリア・クイーンズランド州にある総学生数24,000人の公立大学です。同大学と本学工学部および大学院自然科学研究科は、2012年に部局間交流協定を締結し、交流活動を行っています。

オーストラリア政府がインド太平洋地域との双方向交流を重視し、オーストラリア人学生の留学やインターンシップの機会を支援する新プログラム「新コロンボ計画」の支援を受け、一行は、平家の落人伝説でも知られる熊本県八代市五家荘で、同地域のドキュメンタリー映画撮影を続けてきました。6月30日(月)に日本に到着し、7月8日(火)まで撮影を続け、7月9日(水)、熊本市の熊本大学百周年記念館にて、同ドキュメンタリー映画の上映会及びグリフィス大学の紹介を行いました。

これに応え、熊本大学は、日本文化特別授業「武士と日本刀~斬試の実演~」を行いました。

熊本大学国際化推進センターのマスデン眞理子講師による進行のもと、日本刀の構造と製作についてのビデオ解説、古武道小岱流斬試源清会の松永源六郎先生以下8名による真剣を使った斬試(巻藁、畳等の物体を実際に刀で斬ってみること)および質疑応答が行われました。日本刀を学生が実際に手にとってみる機会も設けられ、グリフィス大学の学生からは、「日本刀の美しさとすごさが伝わってきて感動した。」などの声が聞かれました。

今回の上映会及び特別授業には、熊本大学から谷口功学長をはじめ、日本人学生及び本学に留学中の外国人留学生等約90人も参加しました。

最後に行われた交流会には、関係者全員が参加し、ドキュメンタリー映画撮影や武士と日本刀のことなどを話題に、楽しいひとときを過ごしました。

今回のイベントをきっかけに、両大学の関係が一層深まり、これからも様々な交流活動が展開されていくことが期待されます。

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グリフィス大学の説明

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熊大生とグリフィス大学学生の交流

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真剣を使った斬試の実演

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日本刀を手にとるグリフィス大学学生

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全員で写真撮影

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