広西医科大学が本学を表敬訪問
5月30日、広西医科大学の副学長をはじめとする一行が熊本大学を表敬訪問し、大谷順理事・副学長、富澤一仁理事・副学長、角田賢次国際部長と会談しました。熊本大学と広西医科大学は2012年に部局間交流協定を締結し、その後2018年には大学間交流協定に格上げし、特に医学分野での交流を行っています。
会談の冒頭で、ビデオで広西医科大学の歴史や発展が紹介され、5つの附属病院があり、最先端医療の教育システムをもち、留学生受入が活発な国際的な医学人材育成の拠点であることが示されました。コロナ禍前には活発に行われていた国際連携が中断されましたが、今回の会談で、これからもう一度交流を活発化させていくことで合意しました。今年は広西医科大学の建校90周年を迎え、卢徳成副学長から小川久雄学長宛に創設90周年祝賀会の招待状が手渡されました。これを機に、両大学の関係がさらに緊密になることが期待されます。
会談後、広西医科大学の一行は熊本大学黒髪キャンパスにある重要文化財の五高記念館(旧第五高等中学校本館)などを訪れ、熊本大学への理解を深めました。広西医科大学の韦庆軍教授は熊本大学大学院医学教育部の出身で、現在は広西医科大学第一附属病院の副院長を務めています。韦教授は久しぶりに母校を訪れ、その発展を感じ、今後も母校とさらに連携を深めていきたいと述べました。
記念撮影(左から:大谷順理事・副学長、卢徳成副学長)
集合写真
五高記念館前
五高記念館内