タイ王国チュラポーン王女殿下が本学を訪問されました

2022年12月23日、熊本大学はチュラポーン・マヒドン王女殿下とタイの代表団をお迎えし、チュラポーン研究所（CRI）、チュラポーン大学院大学（CGI）と熊本大学（KU）との学術・学生交流協定の調印式を執り行いました。

調印式には、チュラポーン王女殿下をはじめ、CRI、CGI、タイの著名な大学及び在日タイ王国大使館・総領事館等から関係者が出席し、本学からは小川学長及び役員等の関係者が出席しました。また、これを記念し、式典後には特別講義として、王女殿下に胆管がんに関する研究についてお話いただきました。

チュラポーン王女殿下はご自身も優れた研究者であり、CRIとCGIの代表を務めておられます。王女殿下は学術振興に熱心で、以前より熊本大学と提携し、特にがん領域で共同研究を行うことに関心を持っておられました。今回の協定締結により、両機関は今後、抗がん剤・抗ウイルス剤の解析や臨床試験を共同で推進するほか、大学院教育におけるダブル・ディグリー・プログラムの設置も検討していく予定です。