熊本大学訪問団がフィリピン・デラサール大学を訪問

平成27年2月23日、フィリピンのデラサール大学を本学訪問団が訪問しました。

デラサール大学は、フィリピン・ルソン島の首都マニラに所在し、1911年に設立されたフィリピンでも有数の私立大学で、キリスト教に基づいた平和的、調和的理念のもと、現在8学部が設置され、学部・大学院合わせて約17,000の学生を抱えています。
国際的に開かれた同大学は、世界中に協定校を数多く持っています。また、学生交流に留まらず、世界各国の大学と研究者の相互交流も行っており、同大学は、Top Universities大学評価で、特に英語・英文学の分野において、世界100位レベル、国内最高レベルの教育水準との評価を受けています。

熊本大学は、2011年にデラサール大学工学部と本学の工学部、大学院自然科学研究科において部局間交流協定を締結し、主に工学系の分野で交流を深めてきました。

今回の訪問では、本学工学部物質生命化学科 木田徹也教授、アルマンド T. キタイン助教及び国際戦略ユニットスタッフが渉外及び国際関係の理事 Dr. Alvin Culabaを表敬し、先方から同大学の紹介を受けた後、本学の概要や研究実績、国際関係のプログラムや国立六大学国際連携機構でのASEAN University Networkの活動状況等の紹介を行いました。ついで、デラサール大学工学部長のDr. Rosemary Sevaをはじめする工学部の関係者と、2016年で部局間交流協定が丸5年を迎えることを見据え、大学間レベルでの相互交流、物質生命科学分野での相互学位プログラム導入について、意見交換を行い、今後も両大学の良好な関係を発展させることで合意しました。

今回の訪問を契機に、熊本大学とデラサール大学をはじめとするフィリピンの高等教育機関との学生交流及び学術交流の進展が期待されます。

デラサール大学1

デラサール大学Culaba理事(左から4番目)等と
熊本大学訪問団(左から3番目が木田教授、左から2番目がキタイン助教)

デラサール大学2

熊本大学の概要説明を行う国際戦略ユニットスタッフ

デラサール大学3

デラサール大学 Seva工学部長(左)とPag-asa D. Gaspillo副学長(右)

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