ブルゴーニュ・ヨーロッパ大学(フランス)との調印式
令和7年10月23日、熊本大学黒髪北キャンパスのくすの木会館で、熊本大学とブルゴーニュ・ヨーロッパ大学(フランス)との大学間交流協定調印式が行われました。この式典には、ブルゴーニュ・ヨーロッパ大学から、ヴァンソン・トマ学長とグレゴリー・ウェグマン副学長ほか代表者が出席し、さらにディジョン・メトロポール(ブルゴーニュ・ヨーロッパ大学が位置する地域)からは、ディジョン市副市長兼ディジョン・メトロポール議員のドニ・アモ氏とリディ・ファンダー-メニー氏をはじめ、ディジョン・メトロポールの代表者が参加しました。熊本大学からは、小川久雄学長、大谷順理事・副学長、および3名の教員が出席しました。
調印式では、まず小川学長、トマ学長、アモ副市長による挨拶があり、その後、熊本大学人文社会科学研究部のミシェル・サガズ教授がフランス語で熊本大学の概要および協定締結の経緯を紹介しました。協定書への署名は、和やかで友好的な雰囲気の中で行われ、これを契機に両大学の学術関係が一層強化されることが確認されました。
式典後、ブルゴーニュ・ヨーロッパ大学およびディジョン・メトロポールの代表団は、熊本大学の歴史と文化を深く知るために、五高記念館を見学しました。
熊本県が2023年10月にディジョン・メトロポールと国際交流促進に関する覚書(MOU)を締結したことをきっかけに、両地域の交流が進んでおり、この覚書締結から2年を記念して、2025年10月22日(水)から10月28日(火)にかけて、熊本県で「ディジョン・ブルゴーニュウィーク」が開催され、熊本大学もバンド・デシネ(フランス語圏の漫画)に関する展示と講演会を行いました。これらの一連のイベントにより、熊本大学とブルゴーニュ・ヨーロッパ大学の学術交流が更に深まり、併せて熊本とディジョン・メトロポールの文化的な絆も強化されることが期待されています。

小川久雄学長

ヴァンソン・トマ学長

ディジョン市副市長兼ディジョン・メトロポール議員のドニ・アモ氏

ミシェル・サガズ教授

調印中

調印完了

ブルゴーニュ・ヨーロッパ大学からの記念品贈呈

ディジョン国立高等美術・デザイン学校 (ENSAD Dijon)からの記念品贈呈

記念写真

五高記念館前

五高記念館内

第五高等学校校長であり、柔道の創始者 嘉納治五郎に関心を持つ様子

嘉納治五郎による書道作品の鑑賞