UAAT–KOOU華語教育センターが開所
令和7年7月15日、熊本大学多言語文化総合教育棟において、「UAAT–KOOU華語教育センター」開所式が執り行われました。当日は台湾側から18名、日本側から10名が出席し、日台両国の教育・文化交流における新たな一歩を刻む意義深い式典となりました。
式典は、国立中山大学副校長で国際長を務める李明軒氏の司会により開会。冒頭では、国立中山大学の李志鵬校長による挨拶に続き、台湾教育大臣からのビデオメッセージが上映されました。
続いて、来賓として台湾教育省の李毓娟局長、陳銘俊・台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処長、熊本大学の小川久雄学長より、それぞれ祝辞が述べられ、華語教育を通じた国際連携の意義が力強く語られました。
その後、参加者全員での記念撮影が行われ、センターの除幕式へと移りました。除幕後には、出席者同士による懇談の時間が設けられ、終始和やかな雰囲気の中で交流が深められました。
今回のセンター開所により、熊本大学を含むKOOU(Kumamoto–Okayama–Osaka–University consortium)と、国立中山大学を含む台湾のUAAT(University Alliance of Advanced Technologies)加盟大学との教育・研究連携の一層の深化が期待されています。また、学生・教職員の人的交流にとどまらず、地域社会や産業界とも連携した波及的な展開にも注目が集まっています。
国立中山大学 李志鵬校長による挨拶
司会を務める国立中山大学 李明軒副校長 兼 国際長
記念写真
除幕式
除幕後の記念写真
記念品交換(左から小川学長、李志鵬校長)
五高記念館前にて
明治時代の教室を復元した教室にて