在福岡米国領事館 ヴァーサ・パーキンス首席領事による表敬訪問

 令和7年12月18日、熊本大学は在福岡米国領事館による表敬訪問を受けました。

 当日は、本年7月に在福岡米国領事館の新主席領事として、3年間の予定で着任したヴァーサ・パーキンス氏をはじめ、政治経済部担当領事および同部スタッフが来訪し、本学からは小川久雄学長、井原敏博大学院自然科学研究部長・工学部長、喜多敏博情報融合学環副学環長、連川貞弘半導体・デジタル研究教育機構副機構長が対応しました。

 意見交換では、本学から、これまでの米国との連携の取組について紹介しました。具体的には、マンスフィールド財団との連携による講義シリーズをはじめ、米国の専門家を招いた教育活動や交流の実績について説明しました。また、English Language Specialist Programを通じた支援への謝意を伝えるとともに、STEM分野の学生らを短期で米国へ派遣するプログラムに対する協力についても、改めて感謝の意を表しました。

 あわせて、学生の国際経験を広げる観点から、学部生にとって最初のグローバル体験としての米国留学や、将来的な長期派遣につながる取組の重要性について意見を交わしました。

 米国側からは、半導体やAIの観点から日本とのパートナーシップを重視しているとの説明があり、半導体分野やAI教育における熊本大学の強みに高い関心が示されました。また、Googleと連携し、本学および熊本地域で「くまもとサイバーセキュリティカンファレンス」を設立したこと、またGoogleによる情報融合学環向け特別講義の提供などを通じてサイバーセキュリティ人材育成に取り組んでいる点にも注目が集まり、今後の支援の可能性について言及がありました。

 熊本大学では、今後も在福岡米国領事館をはじめとする関係機関との対話を継続し、学生交流や教育・研究分野における国際連携を一層推進していく予定です。

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今後の国際連携に関する意見交換

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小川学長(右)とヴァーサ・パーキンス首席領事(左)

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集合写真

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