熊本大学-マンスフィールド財団連携セミナーを開講しています。
熊本大学は米国のモーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団(マンスフィールド財団)と連携したセミナーを開講しています。
マンスフィールド財団は、アジアの国々や人々と米国との間の理解を深め協力を促進するために1983年に設立された米国を拠点とする非営利財団であり、米国とアジア各国のリーダー間のネットワーク作り、政策課題の研究、そしてアジアの国々に関する人々の理解を深めることを目的として、出版活動や交流事業を中心とした様々なプログラムを運営しています。その中にマンスフィールドフェローシッププログラムがあり、毎年10名程度の米国連邦政府職員等をフェローとして選抜し、日本に1年間派遣することで、日本への理解を深め、日本の政界、官界のみならず、経済界、学界等様々な分野のプロフェッショナルとネットワークを築く事を目的としています。
セミナーは、このプログラムに参加し来日中のフェローや企業関係者を講師として招き、大学関係者のみならず広く学外にもオープンに募った受講者に対しグローバル社会の今を実務者の視点で紹介してもらうことで、米国並びに世界の今を知る機会を提供するものです。
12月8日には米国航空宇宙局(NASA)観測マネージャー ベス・ワインスタイン氏が講義を行い、NASAの地球観測(EO)プログラム及びEO衛星の開発ライフサイクルについて最近のミッションを例に紹介、12月15日には米国商務省海洋大気庁グローバル・モニタリング研究所運営部長 ブライアン・ヴェゼル氏が講義を行い、米国海洋大気庁(NOAA)とグローバル・モニタリング研究所の気候科学研究の概要と、地球温暖化等、現在の課題についての考察が紹介されました。講義は英語で行われましたが、学生はもとより教職員及び学外からの参加があり、オーガナイザー教員の日本語による補足を交えつつそれぞれの観点から活発な質疑応答がなされました。
セミナーは全8回 2月9日までに米国エネルギー省や教育省所属フェローなどによる講義を予定しています。
(ベス・ワインスタイン氏の講義) | (ブライアン・ヴェゼル氏の講義) |
お申し込みはこちらから→ https://forms.gle/QrUGfq1V9FojTWaE7