台湾農業部水産試験所と学術交流協定を更新
熊本大学は6月10日、台湾農業部水産試験所と学術交流協定を更新しました。
台湾農業部水産試験所は1929年に設立された政府直属の研究機関であり、基隆市に本部を構え、台湾内に9か所の研究センター等を有しています。熊本大学は同機関と2020年に大学間学術交流協定を締結し、今回が初めての更新となります。
黒髪キャンパスで行われた調印式には、台湾農業部水産試験所から張錦宜所長、葉信明副所長、陳⾼松研究員、熊本大学から小川久雄学長、柿本竜治くまもと水循環・減災研究教育センター長、嶋永元裕同センター教授、中田晴彦大学院先端科学研究部准教授が出席し、関係者が見守る中、小川学長と張所長により協定書への署名が行われました。
協定の更新にあたり、両者はこれまで共同研究に尽力した関係者への感謝の意を表し、地球温暖化が進む中、今後は海洋環境問題や水産養殖関連の研究にとどまらず、さらに幅広い共同研究を推進し、人類社会の持続可能な発展に貢献していくことに合意しました。
協定書を掲げる小川学長(左)と張所長
集合写真
懇談中
記念品贈呈