【熊本大学サマープログラム2013】中国、台湾、韓国の学生31名が、様々な活動を通じて、「熊本」を体験

7月30日(火)から「熊本大学サマープログラム2013」に参加している中国、台湾、韓国の学生31名が、様々な活動を通じて、熊本を体験しました。

参加者は、熊本大学国際化推進センターによる日本語の学習にくわえ、本学教員による日本事情の講義を受講しました。講義は「人類史のなかで日本歴史を考える」「熊本大学における障害者支援(学校教育、学生支援、雇用)」「震災復興・日本再生で活躍する世界最先端観測技術」、「日本の統治機構」のタイトルで行われ、現代日本について、様々な側面から理解を深めました。

また、8月1日(木)には、日本事情のフィールドワークとして、熊本城及び水前寺公園を「ディスカバリーくまもとボランティアの会」による解説を聞きながら見学しました。

2日(金)は、熊本工芸会館にて、和菓子作り体験をしました。参加者は、慣れない手つきながらも、日本の繊細な食文化を体験しました。

3日(土)には、熊本大学国際交流支援者会(ボギーズ)の協力によりホームビジットが行われました。参加者は、3,4人のグループに分かれて、日本の家庭を訪問しました。短い時間でしたが、各家庭は参加者を家族の一員として受け入れて下さり、参加者は日本の家庭、普段の暮らしを体験することができました。

6日(火)は熊本大学くすの木会館にて、浴衣の着付けおよび茶道を体験しました。日本現代和装研究会及びボギーズの協力により参加者は色鮮やかな浴衣を着用しました。その後、熊本大学茶道部「五葉会」の協力により、参加者は浴衣姿で茶道を体験しました。茶道は厳かな雰囲気のなか本格的な手順で行われ、日本の伝統文化を体験しました。

7日(水)には、阿蘇を訪問し、大観峰、阿蘇火口および白川水源を見学しました。熊本の雄大な自然、恵まれた水環境を理解しました。

このように、多くの関係者・団体のご理解・ご協力のもと、2週間におよぶプログラムを通じて、参加者はさまざまな学習や体験を行うことができました。ほとんどの参加者は日本を訪れることが今回初めてで、本プログラムに参加することによって、メディアを通じては得ることが出来ない、実際の日本への理解が深まりました。

また、プログラムの期間中、熊本大学学生ボランティアによるサポーターが様々な活動を支えました。参加者にとって同年代のサポーターは非常に心強い存在であるとともに、サポーターにとっても本プログラムは貴重な国際交流経験となりました。

参加者は2週間の体験をまとめたグループ研究会発表会を9日(金)に行い、10日(土)に帰国予定です。

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日本事情の講義で手話を体験する参加者

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熊本城見学で「ディスカバリーくまもとボランティアの会」の説明を聞く参加者

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和菓子体験

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茶道体験

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浴衣の着付けでお世話になった日本現代和装研究会及びボギーズの皆様と

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白川水源を見学

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日本語クラスで参加者(赤いストラップ)を
サポートする熊本大学のボランティア学生(青いストラップ)

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