第4回日台学長フォーラムに参加しました

 725日、台湾の国立曁南(きなん)国際大学において2023日台学長フォーラムが開催され、日本から26大学、台湾から52大学が参加しました。

 フォーラムは「Fostering Next-gen Talent: The Capacity-building Roadmap for Higher Education(次世代の才能を育てる: 高等教育のための能力開発ロードマップ)」をテーマとし、「Developing Highly Specialized Talent for Leading Advanced Science and Technology(先端科学技術をリードする高度専門人材の育成)」「Advancing Diversity, Equity & Inclusion in Higher Education(高等教育における多様性、公平性、インクルージョンの推進)」「Global Talent Attractiveness: New Opportunities and Prospects(グローバル人材の魅力: 新たな機会と展望)」「Cross-disciplinary Research & Academic Collaboration(分野横断的な研究と学術コラボレーション)」の4つのセッションを設け、各大学からの事例紹介及び質疑応答が行われました。

 本学からは大谷順研究・グローバル戦略担当理事・副学長がセッション1Developing Highly Specialized Talent for Leading Advanced Science and Technology」の発表者として登壇し、世界最大級の台湾の半導体メーカー「TSMC」が熊本県に日本で初めての工場を建設中であり、半導体関連産業の集積促進により関連人材の育成・確保が喫緊の課題となる中、熊本大学は令和5年4月に半導体・デジタル研究教育機構を新設、さらに、学部等連係課程「情報融合学環」及び「工学部半導体デバイス工学課程」を令和6年度に設置する構想を進めていることなど、本学の半導体に関する対応・取組を紹介しました。本フォーラムでは多くの大学関係者と意見交換を行い、今後、台湾の大学との交流が促進されることが期待されます。

 日台学長フォーラムは、2年に1回、台湾と日本で交互に開催することとしており、次回は2025年に日本で開催される予定です。


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