国立六大学長春共同事務所を開所しました
千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学及び熊本大学で構成する国立六大学連携コンソーシアムの下に設置された国立六大学国際連携機構(機構長=荒木勝岡山大学副学長)は、11月14日、中国・東北師範大学において、「国立六大学長春共同事務所」の開所式を挙行しました。開所式には、国立六大学及び東北師範大学の関係者約40名が出席しました。
同事務所は、平成19年8月に岡山大学が設置した「岡山大学長春事務所」を国立六大学の中国東北部における拠点として、共通入試及び研究交流等に活用するために共用化したものです。
開所式は、東北師範大学韓東育副学長の挨拶に始まり、同副学長及び荒木機構長による同事務所の設置に係る覚書の調印を行いました。続いて、荒木機構長及び国立六大学各代表者の挨拶の後、同事務所入口前において、韓副学長、鄭国愛東北師範大学赴日予備学校常務副校長及び荒木機構長による看板の除幕を行い、同事務所の開所を祝いました。
引き続き、同大学多目的ホールにおいて、東北師範大学の学生及び教職員約200人を対象とした国立六大学関係者による各大学の紹介プレゼンテーションがあり、鄭赴日予備学校常務副校長の総括をもって幕を閉じました。
また、翌日11月15日には、東北師範大学本部及び同大学赴日予備学校を会場として、国立六大学合同参加による留学説明会を開催しました。国立六大学を含む日本の大学等25機関が参加し、各機関の紹介スピーチ及び個別ブースでの留学相談を行いました。
両会場を訪れた中国東北部の高校生・大学生合わせて約500人は、各ブース担当者の説明を熱心に聞き、積極的に質問するなど、日本留学への関心の高さが感じられました。
今回の共同事務所の設置を機に、国立六大学が連携して中国東北部の大学等との交流を活発化させることにより、さらなる国際化、グローバル化を推進することが期待されます。
覚書に署名する韓東北師範大学副学長(前列左)と荒木国立六大学国際連携機構長(前列右)
共同事務所看板除幕式に参加した国立六大学代表者(右端が伊原熊本大学副学長)
東北師範大学の学生・教職員への大学紹介プレゼンテーションの様子
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