若林秀樹卓越教授がERIAの国際会合でインドネシアの半導体政策について講演を行いました
2026年9月8日、熊本大学半導体・デジタル研究教育機構の若林秀樹卓越教授が、東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA:Economic Research Institute for ASEAN and East Asia)が開催した「ERIA Executive Roundtable」において、インドネシアの半導体産業・政策に関する講演を行いました。
今回の会合は、「Indonesia-Japan Joint Roadmap Creation on Semiconductor Industry and Policy(半導体産業・政策に関するインドネシア・日本共同ロードマップの策定)」をテーマに開催され、ERIA総裁やインドネシア工業副大臣、通信デジタル副大臣、Danantara政府系投資ファンド、半導体関連企業や関係政府機関らが参加しました。
本講演はERIAからの依頼を受けて実施されたもので、当初はジャカルタでの対面による登壇を予定していましたが、火山の噴火により現地へ赴くことができなくなったため、日本からオンラインで講演を行いました。
若林卓越教授は、「Strategic Industrial Policy Framework(戦略的産業政策の枠組み)」セッションにおいて、「The Digital Evolution of the Indonesian Archipelago-Capturing the Last and Greatest Opportunity of The Next Five Years」と題した基調講演・提言プレゼンテーションを行いましたが、最初に熊本大学のインドネシアでの展開を紹介した後、約1時間にわたり、半導体、データセンター、サイエンスパーク、経済安全保障について、独自の提案と、最後にアクションプランを提示、手振り身ふりを交え、語りかけました。
講演後には、1時間をかけ、ハイレベル政策対話・戦略的総括(質疑応答)にも参加し、7名から計20問以上の質疑があり、高い関心を集めました。
講演では、インドネシアの半導体産業の発展や政策について包括的な分析と提言を行い、参加者から強い関心が寄せられました。政府およびERIA関係者からも、講演内容について「非常に明瞭かつ説得力があり、会場の皆様も終始熱心に耳を傾けていた」との評価が寄せられました。
講演後、インドネシア側では、今後注力する事業分野や日本との協業について検討を進めるとともに、関係機関とのフォローアップが行われる予定です。
熊本大学では、半導体をはじめとする先端分野の研究・教育を推進するとともに、国内外の政府機関、研究機関、企業等との連携を通じて、地域・国際社会の発展に貢献してまいります。
なお、熊本大学はインドネシアから毎年数十名の留学生を迎え、現地にオフィスもあり、多くの大学や機関と連携しております。



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