第7回熊本大学IROASTシンポジウムを開催しました

 11月22日、熊本大学国際先端科学技術研究機構(IROASTは、第7回熊本大学IROASTシンポジウムをオンラインと対面のハイブリッド式で開催しました。

 本シンポジウムは、IROASTによる最先端の革新的研究を紹介し、応用技術に幅広く活用することを目的に、国立大学フェスタ2021の一環で開催したものです。

 開会の挨拶で、小川久雄学長が、「科学技術の発展が、人々の心身の幸福(ウェルビーイング)の実現に重要である」ことを強調しました。続いて、高島和希研究機構長が、IROASTについて紹介し、世界トップクラスの大学や研究機関との国際共同研究や、医工連携など分野をまたぐ研究プロジェクトをとおして得た多くの優れた成果を紹介し、これからの研究がどのようにウェルビーイング社会構築に向け、人に優しく、人に寄り添う新たな科学技術、安全、安心な社会に貢献していけるか、展望を述べました。その後、5人の若手研究者が、独自の視点で展開する研究について発表し、参加者と意見交換を行いました。シンポジウム終了後には、参加登録者限定で11月末まで開設したシンポジウム特設サイトから、各発表の動画を配信し、発表者との質疑コーナーを設けました。

 最終的には、教育関係者や産業界などから約140名が参加登録し、IROASTの幅広い研究成果が広く共有され、参加者と活発な意見交換もでき、盛況のうちに終了しました。今後も、海外の大学や研究機関との最先端の国際共同研究を行うことで、本学の研究力向上を牽引していきます。

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小川学長による開会の挨拶

IROAST20211122_02.jpg高島研究機構長によるIROAST概要説明

※ 国際先端科学技術研究機構(IROAST)の概要・研究活動についてはIROASTウェブサイトを参照ください。

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自然科学系事務課 国際先端科学技術研究機構(IROAST)担当

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