青柳昌宏卓越教授が IEEE EPS Regional Contribution Awardを受賞しました

 大学院先端科学研究部附属半導体研究教育センターの青柳昌宏卓越教授が、2022年のIEEEInstitute of Electrical and Electronics Engineers:米国電気電子工学会)EPSElectronics Packaging Society:エレクトロニクス実装ソサイエティ)の Regional Contribution AwardRegion 10)を受賞しました。

この賞は、IEEEEPSにおける様々な学会活動の発展に貢献した研究者を表彰するもので、Region10は特にアジア・オセアニア地域での活動に貢献した研究者・グループに贈られる賞です。

 青柳卓越教授は、学会でアジア地域、特に日本とシンガポールの間での連携強化に貢献し、研究でTSV(シリコン貫通電極)やマイクロバンプ(突起状の接続電極)を使用した3次元LSI(大規模集積回路)チップの積層技術を開発したことなどが評価され、今回の受賞にいたりました。

 青柳卓越教授は、「企業の研究者が中心のIEEE EPSの学会活動において、公的研究機関の研究者が受賞できたことはこれまでのオープンイノベーションによる研究活動が評価されたものと考えております。研究活動にご参加いただいた研究者の皆様とともに喜びを分かち合いたいと思っております。」と受賞の喜びを語っています。

参考 URL: https://eps.ieee.org/awards/regional-contributions-award.html

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お問い合わせ
熊本大学大学院先端科学研究部附属半導体研究教育センター
担当:青柳 昌宏(センター長・卓越教授)
電話:096-342-3810

E-mail:m-aoyagi※kumamoto-u.ac.jp

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