環境省電動スクールバス実証事業の成果発表セレモニーを開催しました!
熊本大学は、去る1月17日、熊本県球磨村で、電動スクールバス実証事業の成果発表セレモニーを開催しました。
本事業は、環境省の「中山間地域における電動マイクロバスの評価検証委託事業」として、熊本大学(大学院先端科学研究部松田俊郎シニア准教授)が受託し、熊本県、球磨村と進めた事業であり、令和4年2月に球磨村に全国初の電動スクールバスを導入し、これまでの1万kmを超える実証試験の結果、
・電動スクールバスは、地域の持続可能な通学手段として有用であること
・CO2削減とエネルギー地産地消の効果が大きいこと
(地域で発電した再生可能エネルギーを電動バスに蓄電してバスの走行と地域の電力として使える)
・走る非常電源として、地域の強靭化に有効であること、を確認できています。
成果発表セレモニーには、環境省前田大臣官房審議官、熊本大学大谷理事・副学長、熊本県田嶋副知事、球磨村松谷村長をはじめとする関係者約100名が出席し、松田俊郎シニア准教授による電動スクールバス実証事業の内容と成果の発表後、参加者による試乗会が行われました。参加者からは、電動スクールバスの有用性を理解できた、今後の社会実装の取り組みが具体化されている、などのコメントが得られ、好評のうちに終了しました。
セレモニーの様子は、熊本大学公式YouTubeにて公開中です。
<球磨村電動スクールバス実証事業成果発表セレモニー>https://www.youtube.com/watch?v=AmktkD9WTxg
球磨村立球磨中学校で行われたセレモニーにて
向かって左から、熊本大学松田シニア准教授、熊本大学大谷理事・副学長、環境省前田大臣官房審議官、
熊本県田嶋副知事、球磨村松谷村長、球磨村議会舟戸議長
挨拶する環境省前田大臣官房審議官 | 挨拶する大谷理事・副学長 |
会場の様子
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