ましきラボが第10回自治体学会賞「田村明まちづくり賞」を受賞しました

 平成28年熊本地震により甚大な被害を受けた益城町に、復興まちづくりの地域拠点として設置された「熊本大学ましきラボ」が、第10回自治体学会賞「田村明まちづくり賞」を受賞しました。同賞は、国内自治体の発展と地方自治に顕著な貢献をした研究および業績に対して、年間2件授与される賞です。平成28年10月の開所以降、毎週末に教員と学生が在室し、住民と行政のかけ橋として、創発的かつ継続的なまちづくり活動を展開したことが評価されました。

 最近では、復興のフェーズが具体的なまちづくりに移行しつつあり、区画整理や県道拡幅などの大規模事業に関する提言・提案から計画の監修へと至るハード面に関する支援や、実大模型を用いたワークショップ開催を通じた住民の意見聴取、まちづくり協議会のサポートなどソフト面の支援も併せて行うなど、活動は年々多様化しています。

 10月17日に行われた表彰式には、柿本竜治 くまもと水循環・減災研究教育センター長が登壇し、国吉直行 自治体学会学会賞委員会委員長から表彰状が授与されました。

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表彰式に登壇した国吉委員長(左)と柿本センター長(右)

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田中智之
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