イギリス、ドイツで熊本大学国際先端科学技術研究機構(IROAST)国際アドバイザリーボード委員会を開催しました

  令和535日から1週間、熊本大学国際先端科学技術研究機構(IROASTの国際アドバイザリーボード委員会を実施するため、高島和希研究機構長はバーミンガム大学(イギリス)とカールスルーエ工科大学(ドイツ)を訪問しました。

 両大学での国際アドバイザリーボード委員会に先立ち、日本学術振興会ロンドン研究連絡センター(JSPS London)を訪問し、小林 直人 センター長と安原 幸司 副センター長からイギリスの学術研究及び高等教育に関する最新情報の提供を受け、イギリスとの国際共同研究の推進について意見交換を行いました。

 バーミンガム大学では、国際アドバイザリーボード委員を委嘱したPaul Bowen教授(Professor, School of Metallurgy and MaterialsIROAST客員教授)と面会しました。高島研究機構長がIROASTのこれまでの取組みと成果を説明した後、Bowen教授と意見交換を行いました。Bowen教授は、IROASTが限られた研究者数にも関わらず大学内ではトップレベルの成果をあげていること、また国際共同研究ネットワーク構築の成果がでていることを評価しました。一方で、近年のコロナ禍で対面での国際交流の機会が途絶えたことを懸念し、IROASTが今後、オンラインと対面を活用し、若手研究者に国際共同研究の機会を提供することへの期待が示されました。

 カールスルーエ工科大学では、同じく国際アドバイザリーボード委員が委嘱されたMartin Dienwiebel教授(Heisenberg-Professor, Applied NanotribologyIROAST客員教授)を訪問し、同様にIROASTの取組みや成果、今後の展開について意見交換を行いました。Dienwiebel教授から共同ワークショップの開催が提案されました。Dienwiebel教授との会合後には、Dienwiebel教授の高島研究機構長の研究を紹介するセミナーが開催され、同分野の研究者や学生らが参加しました。

 令和4年度には4人の国際アドバイザリーボード委員と意見交換を行いました。令和5年度からの事業は、彼らの提言等をもとに、新たな支援事業を立ち上げ、IROASTの強みを活かした大学の国際化をけん引する研究機構となるべく取り組んでいきます。

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JSPS Londonにて

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バーミンガム大学(イギリス)にて

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カールスルーエ工科大学(ドイツ)にて

お問い合わせ

⾃然科学系事務課国際先端科学技術研究機構(IROAST)担当

096-342-3497

szk-kiko[AT]jimu.kumamoto-u.ac.jp ※ [AT] を @ に書き換えてご使用ください。