宇宙最初の星を探る電波望遠鏡MWAの拡張完了

宇宙で最初の星はいつどのように生まれたのか。この謎を解明するためにオーストラリアに電波望遠鏡MWAが設置されています。MWAは日本やオーストラリアを含む7カ国による国際電波望遠鏡プロジェクトで、日本からは熊本大学を中心として名古屋大学・鹿児島大学・東京大学・東北大学・国立天文台が参加しています。より感度の高い観測を行うため2016年から行っていたMWAの拡張建設が、2017年10月に完了しました。4,096個に倍増したアンテナが5km四方という広大な敷地に散りばめられて大幅に感度が向上しました。このグレードアップしたMWAで137億年前の宇宙の謎に挑みます。

【詳細】 プレスリリース本文 (PDF 212KB)

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