マサチューセッツ工科大学(MIT)Andrew J. Whittle教授が原田学長を表敬訪問
平成31年1月28日、米国マサチューセッツ工科大学(MIT )のAndrew J. Whittle教授が、原田信志学長を表敬訪問しました。
Whittle教授は、熊本大学国際先端科学技術研究機構(IROAST)の海外研究者招聘プログラムにより、IROAST副機構長であり、地圏環境エネルギー分野(地盤工学)の教授である大谷順教授によって熊本大学に招へいされました。翌1月29日の第50回IROASTセミナーでは、「Building a Better Mousetrap-The Continuing Quest for More Reliable Models of Clay Behavior」と題される講演を行い、大谷教授と共同研究の打合せも行いました。
Whittle教授はMITの土木・環境工学のEdmund K.Turner教授です。MITは、2019年THE世界大学ランキングで1,250校を超える大学のうち第4位にランクされる、世界で最も優れた大学の1つです。工学、理学、人文科学、社会科学、経営学、建築計画学の5つの学部(スクール)を有し、89名のノーベル賞受賞者、58名のアメリカ国家科学賞受賞者、29名のアメリカ国家技術賞受賞者*など、数多くの著名な卒業生を輩出しています。Whittle教授は、土壌挙動の構成モデルの開発、および基盤の性能予測と地下建設プロジェクトにおけるその応用研究を行っています。また、配水管網の漏水検出と位置特定において地下インフラを監視する無線センサー網に関する研究まで幅広く行っています。
Whittle教授は原田学長との会談において、日米の大学、そして熊本大学とMITの国際化などの状況について意見交換を行いました。今回の訪問を機に、MITと熊本大学間の交流が将来期待されます。
*2019年1月30日現在MIT公式ホームページ情報
(左より)大谷教授、Whittle教授、 原田学長、檜山機構長 |
(左より)大谷教授、Whittle教授、 原田学長、檜山機構長、 熊谷機構担当係長 |
自然科学系事務課
国際先端科学技術研究機構担当
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