「柴三郎プログラムキックオフシンポジウム」を開催しました

熊本大学では、10月4日、文部科学省「基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成」事業の「医学・医療の高度化の基盤を担う基礎研究医の養成」プログラムとして採択された「柴三郎プログラム」のキックオフシンポジウムを開催しました。
「柴三郎プログラム」では、大学院入学前より基礎医学研究に対する動機付けを行い、博士課程進学においても1年次より卒後臨床研修を受けることができ、また、それらの研究を高校生の時からシームレスに経験することができる内容となっています。
シンポジウムでは、文部科学省高等教育局医学教育課より高本偉碩技術参与をお招きし、医学・医療教育の現状とこの度のプログラム採択における経緯等について講演がありました。
また、北里柴三郎博士の孫として現在も医学研究に携わられている北里研究所相談役の北里一郎先生による特別講演では、北里柴三郎博士が予防医学の先駆者であったという終始一貫した生涯について、エピソードを交えて講演を頂きました。
最後に、小国町より北里耕亮小国町長を迎え、北里先生の生い立ちならびに北里記念館について講演が行われました。北里柴三郎博士の生まれ育った小国町で、北里柴三郎博士についてもっと身近に感じで欲しいという内容でした。

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文部科学省高等教育局医学教育課 高本偉碩技術参与

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北里研究所相談役 北里一郎氏

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キックオフシンポジウムの様子

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