「グローカルな健康生命科学パイオニア養成プログラムHIGO」が、平成24年度「博士課程教育リーディングプログラム(複合領域型)」に採択されました

熊本大学が提案した「グローカルな健康生命科学パイオニア養成プログラムHIGO (プログラム責任者:竹屋元裕 熊本大学大学院生命科学研究部長・教授)」が、平成24年10月1日(月)に平成24年度「博士課程教育リーディングプログラム(複合領域型)」に採択されました。

「博士課程教育リーディングプログラム」は、平成23年度からスタートした文部科学省の事業の一つです。この事業では、優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、国内外の第一級の教員・学生を結集し、産・学・官の参画を得つつ、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開する大学院教育の抜本的改革を支援し、最高学府に相応しい大学院の形成を推進することを目的としています。

本学が提案した「グローカルな健康生命科学パイオニア養成プログラムHIGO」は、大学院医学教育部及び、大学院薬学教育部が主体となった博士課程育成プログラムです。本プログラムの特徴は、

  1. 健康生命科学の専門家の育成
  2. 九州・アジアを中心に活躍するグローカル(グローバル+ローカル)な人材の育成
  3. 行政・産業界との連携
  4. 本学のアジア戦略を活用した海外インターンシップ
  5. 社会文化科学にも精通した人材を育成

の5つが上げられます。特に地方行政のプログラムへの参加として、熊本県知事や熊本市長のプログラムへの参加も決定しています。

熊本大学では本事業を活用して、地域・アジアのニーズを理解し地域や世界と協働して地域課題解決に挑戦できるグローカルな健康生命科学人材の輩出を目指します。

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発生医学研究所
幹細胞部門教授 粂 昭苑
096-373-6620