「女性研究者養成システム改革加速」シンポジウムを開催しました

本学では、平成24年3月26日(月)に、くすの木会館 レセプションルームにおいて、九州大学研究戦略企画室の上瀧恵里子(じょうたき えりこ)氏を講師に迎え、文部科学省科学技術人材育成費補助金「女性研究者養成システム改革加速」シンポジウムを開催しました。

標記シンポジウムは、熊本大学大学院自然科学研究科と、男女共同参画推進室との共催により、開催されました。

最初に両角光男男女共同参画担当理事より挨拶があり、このシンポジウムの意義についてお話がありました。引き続き上瀧氏より、九州大学における、女性研究者支援モデル育成事業の進捗状況の報告等をご講演いただきました。優秀な女性研究者の獲得、また、その後の業績に結びつけるための取り組み、女性限定公募の必要性等を熱く語っていただきました。

また女性研究者支援モデル育成事業の応募者を増やす工夫により、部局間の競争が増え、女性教員の増加につながったとの報告が行われました。

続いて粂 昭苑男女共同参画担当学長特別補佐より、本学の男女共同参画の取り組みについて講演があり、それを受けて西山忠男自然科学研究科長より大学院自然科学研究科における「バッファリングによる女性研究者養成の加速」プログラムの内容と実施状況について説明がありました。

引き続き、バファリングにより採用された、新任女性研究者3名(理学部地球環境科学石丸聡子助教、工学部物質生命化学科金 善南助教、工学部機械システム工学科川島扶美子准教授)による、研究発表も行われました。

この後、バファリングにより採用された新任女性研究者3名への質疑応答が行われ、この事業に申請したきっかけ、目的等の質問等行われました。

このシンポジウムには、学外者含む40名が出席し会場を埋めました。

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