ヒトレトロウイルス学共同研究センター「キックオフシンポジウム」を開催しました
令和2年1月24日に鹿児島大学 桜ヶ丘キャンパス 鶴陵会館において、熊本大学「エイズ学研究センター」と鹿児島大学「難治ウイルス病態制御研究センター」を統合・再編した新しい組織「ヒトレトロウイルス学共同研究センター」の設置を記念するキックオフシンポジウムを開催しました。
開催においては、佐野 輝 鹿児島大学長、原田信志 熊本大学長の挨拶に続き、来賓の文部科学省研究振興局学術機関課 西井知紀 課長(代読:吉居真吾 学術機関課 課長補佐)からご挨拶があり、その後、国内外の4名の研究者及び両大学教員による講演が行われました。
今回、ご講演いただいた英国Imperial College LondonのCharles Bangham博士はウイルス学者及び免疫学者でHTLV-1に関する研究領域の第一人者、また米国Emory University School of MedicineのStefan Sarafianos博士はレトロウイルスの構造生物学者でHIV-1の増殖を抑える低分子薬剤の開発及びこれら薬剤に対する薬剤耐性ウイルスに関する研究の第一人者、そして米国Weill Cornell MedicineのGuinevere Lee博士はHIV-1の遺伝学における若手トップリーダーのお一人です。
また、昨今流行が懸念されている新型コロナウイルス感染症対策のために来学できなくなった脇田隆字 国立感染症研究所所長に代わり、渡士幸一 国立感染症研究所主任研究官にご講演いただきました。
なお、各シンポジストの講演後には、参加者からの質疑応答が行われ、非常に有意義な意見交換の場となりました。
講演者と両大学長、両大学関係者による記念写真
佐野 輝 鹿児島大学長による挨拶
原田信志 熊本大学長による挨拶
文部科学省研究振興局 吉居真吾 学術機関課課長補佐による挨拶
外国からお迎えした3名の講演者の方々
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生命科学先端研究事務課 センター事務チーム