熊本大学、山形大学、Fraunhofer IZM及びFraunhofer EMFTが包括連携協定を締結しました
令和8年9月15日、熊本大学、山形大学、ドイツのFraunhofer IZM(フラウンホーファー・ベルリン)及びFraunhofer EMFT(フラウンホーファー・ミュンヘン)の4機関は、研究・教育・人材育成における国際連携を推進するため、包括連携協定を締結しました。
今回の協定は、半導体分野における日本とドイツの連携を推進する取り組みの一環であり、日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援のもと、4機関の連携に向けた取り組みが進められてきました。
熊本市内で行われた調印式には、Fraunhofer IZMのErik Jung氏、Fraunhofer EMFTのChristof Landesberger氏、本学の小川久雄学長、山形大学の出口毅学長が出席し、協定書に署名しました。また、ジェトロ及びフラウンホーファー日本代表部の関係者も出席しました。
調印式では、これまでの各機関の連携を基盤として、半導体分野における研究協力をさらに発展させていくことへの期待が述べられました。
今回の協定により、4機関は、研究者・職員・学生の交流、共同プロジェクトの推進、研究・教育に関する情報交換などを通じて、相互の連携を深めていきます。特に、半導体パッケージングやプリンテッドエレクトロニクスなど、それぞれの機関が強みを持つ分野を生かした研究交流や人材育成の発展が期待されます。
調印式終了後には記者会見が行われ、4機関の代表者が今回の協定への期待や今後の連携について説明しました。会見では、それぞれの機関が持つ研究力やこれまでの国際連携の実績を生かしながら、半導体分野における研究協力をさらに強化するとともに、企業との連携や研究成果の社会実装にもつなげていきたいとの考えが示されました。
また、調印式に先立ち9月14日に熊本大学で開催した「日独ジョイントワークショップ “半導体パッケージング” ~プリンテッドエレクトロニクスとの融合を目指して~」に関連して、ドイツ側からは、熊本の企業、特に中小企業が持つ半導体装置や材料分野の強みに感銘を受けたことが述べられ、今回のMOUを通じて、熊本大学との研究連携に加え、地域企業との連携がさらに広がることへの期待が示されました。また、小川学長からは、自身の医学分野での経験にも触れながら、半導体技術と医学分野との連携について、カテーテルや心電図などへの応用も含め、今後の研究の広がりへの期待が述べられました。
本学は、今回の協定締結を契機として、山形大学及びFraunhoferの2研究機関との連携をさらに深め、半導体分野をはじめとする国際共同研究や人材交流を推進していきます。

協定書を手にする4機関の代表者 調印式出席者による記念撮影
調印式であいさつする小川学長 調印式終了後に行われた記者会見の様子
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