第6回熊本テックプラングランプリで首藤剛准教授らの研究グループが最優秀賞を受賞しました
2021年7月17日(土)に、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムが主催する「第6回熊本テックプラングランプリ」が開催され、大学院生命科学研究部(薬学系)遺伝子機能応用学研究室の首藤剛准教授らの研究グループが、エントリーした全24チームの中から最優秀賞に選ばれました。
同コンソーシアムは、熊本県・肥後銀行・熊本大学・熊本県工業連合会・リバネスの5者によって組織され、熊本県内の次世代ベンチャーの創業支援プログラム「熊本テックプランター」を運営しています。
同プログラムの一環として、次世代ベンチャーの発掘・育成することを目的に、2016年から「熊本テックプラングランプリ」が開催され、今年で6回目の開催となりました。
書類審査を通過した9チームが、同コンソーシアムおよびパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーションおよび5分間の質疑応答を行い、最優秀賞と各企業賞の選考が行われました。
首藤准教授らの研究グループの発表テーマは、「線虫健康寿命ミニ集団解析技術C-HASによる健康素材の探索と評価」。実験動物である線虫を用いて健康寿命を評価する自動測定システム「C-HAS」を開発し、抗老化成分の探索・評価を可能とし、真の健康寿命の延伸社会の実現を目指すというビジネスプランが評価され、最優秀賞とSCSK株式会社からの企業賞を受賞しました。
また、その他の本学のチームが以下の賞を受賞しました。
優秀賞:大学院先端科学研究部 北村裕介 助教
「微量がん細胞の手軽な診断を可能とする核酸アンプの開発」
Taisho FRC賞:大学院先端科学研究部 稲田シュンコアルバーノ 助教
「がんを克服する体内植込み型フォトニックス治療デバイスの開発」
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