第8回熊本テックプラングランプリで喜多加納子助教らの研究グループが最優秀賞を受賞しました

 2023年7月15日(土)に、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムが主催する「第8回熊本テックプラングランプリ」が開催され、大学院生命科学研究部(医学系)総合分子医学講座の喜多加納子助教らの研究グループ(マゴコロ セラピューティクス)が、エントリーした全25チームの中から最優秀賞に選ばれました。

同コンソーシアムは、熊本県・肥後銀行・熊本大学・熊本県工業連合会・リバネスの5者によって組織され、熊本県内の次世代ベンチャーの創業支援プログラム「熊本テックプランター」を運営しています。

同プログラムの一環として、次世代ベンチャーの発掘・育成することを目的に、2016年から「熊本テックプラングランプリ」が開催され、今年で8回目の開催となりました。

書類審査を通過した8チームが、同コンソーシアム及びパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーション及び4分間の質疑応答を行い、最優秀賞、優秀賞及び各企業賞の選考が行われました。

  喜多助教らの研究グループの発表テーマは、「高精度プロテオミクス技術に基づく革新的医薬品の開発」。高精度プロテオミクス技術で探索した分子に対して、生体安定性や送達性に強みをもつ核酸医薬品を開発する。本研究により、従来の抗がん剤とは異なる分子標的や作用機序に基づく新しい医薬品の実現を目指すというビジネスプランが評価され、最優秀賞及びリアルテックファンド賞を受賞しました。

 また、その他の本学のチームが以下の賞を受賞しました。

 優秀賞、みずほ銀行賞
  大学院生命科学研究部(医学系) 永芳 友 寄附講座教員
     チーム名:Uromics Medical
    
テーマ:尿中修飾ヌクレオシドで行うホームメディカルサポート

 優秀賞
  発生医学研究所 横内 裕二 特定事業研究員
     チーム名:精密編集
     テーマ:新規ゲノム編集法によるロングライフメロンの開発

 

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