物価高騰の中での今後の教育研究環境整備の在り方、 収支改善への協力に関する意見交換会の実施について
本学では、半導体関連産業をはじめとした地域・社会の変化、予測を超える少子化の進行など、昨今の大学を取り巻く社会環境の変化に対応するため、新たな人材養成需要や進学希望に応じた課程・学環・専攻の設置など、教育研究活動の機能強化に関し、積極的に新たな投資を行ってきています。また、そのための自己財源確保や経費節減等の大学財務の改革にも取り組んできており、地域中核研究大学として認知されるなど、大きく変わりつつある地域の中で、全国からも注目を集める国立大学の一つとなっています。
他方で、昨今の物価高騰は、これまでの節減努力等を超えており、業務経費の増加の中で質を切り下げずに教育研究・サービスを継続していくために、施設設備の修繕費用など将来の学生のための資源をも切り崩して対応している状況もあります。
このような中で、大学が前向きに発展を続けていくため、本学執行部としては、これまで以上の業務効率化を図ることは当然として、皆様方から寄附等のご協力をお願いできないかと考えております。
このたび、その協力のお願いにあたり、今後の本学の施設設備やシステムの更新など、今後の教育研究環境整備の在り方について、本学の今後の財務見通しを含めて、皆様と意見交換の機会を持ちたいと考えています。
本学は、これからも「地域と世界に開かれ、共創を通じて社会に貢献する教育拠点大学」として地域社会や国際社会に貢献していくため、教育研究環境の維持、充実に努めてまいりたいと考えています。学生や保護者の皆さまのご参加、教職員各位のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和7年10月31日
熊本大学長 小川久雄
(意見交換会の実施概要)
○日時:11月11日(火) 18:00~(1時間半程度)
○場所: D-Square講義室(黒髪南キャンパス)
・学長による本学の取組状況の説明(10分)
・財務担当理事等による財務状況の説明、協力依頼の内容説明(20分)
・事前に提出された質問への回答、意見交換(60分程度)
○参加希望者は、下記のフォームから登録をお願いします。会場の収容人数の都合上、会場参加者は先着順で締め切らせていただく場合がございます。
※会場参加者以外の登録者に向けて、当日、ウェビナー形式による配信を行います。
(なお、例年、12月頃に学長と学生代表との懇談会を実施しておりますが、本件以外のテーマについては、別途、例年どおり実施する予定です。)
<本件に関する登録及び問い合わせ>
下記のフォームをご利用願います。
https://forms.office.com/r/5peifBDcKu
※電話での問い合わせはお受けしておりません。