定例学長記者懇談会を開催しました

　令和5年4月12日（水）、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。

　はじめに、ダイバーシティ推進室の設置について前田ひとみ室長から説明がありました。本学では、平成18年に「男女共同参画推進室」を設置して以降、若手や女性研究者の割合の増加を目指して様々な取組を進めています。本年度から新たに設立した「ダイバーシティ推進室」では、「全ての人がお互いの人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別・年齢・国籍等にかかわりなくその個性と能力を十分に発揮し、新たな価値を創造できる持続可能なダイバーシティ社会の実現を目指す」という基本理念のもと、一人一人がいきいきと教育・研究・就労できる環境作りへの取組が期待されます。

　次に、小池ウルスラ ダイバーシティ推進室コーディネーターの進行により、「熊本大学女性研究者賞」及び「熊本大学女性研究者奨励賞」の紹介がありました。女性研究者賞を受賞した王斗艶准教授から「パルスパワー技術を用いた応用研究」、女性研究者奨励賞を受賞した佐藤あゆみ准教授から「コンクリート構造物の長寿命化に関する研究」について研究内容の発表があり、出産・子育てと研究の両立という女性ならではの視点を交えながら説明がありました。

　参加した報道機関からはそれぞれの発表に関して多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。

　懇談会の資料は　こちら　を参照してください。