定例学長記者懇談会を開催しました

 令和5年6月14日(水)、本部棟1階大会議室にて定例学長記者懇談会を開催しました。

 はじめに、小川 久雄学長から挨拶がありました。続いて「J-Startup KYUSHU」に選定された熊本大学認定ベンチャーである株式会社 StapleBioの取締役CSOで、大学院先端科学研究部の勝田 陽介准教授が事業内容について説明しました。株式会社 StapleBioは、現時点において治療法のない病気を治す薬の開発に取り組むベンチャ ーで、従来のタンパク質を切る方法ではなく、形を少しずつ変えながら調整していくという新規性の高いStaple核酸を強みとしています。勝田准教授は、「Staple核酸によって、ありとあらゆる病気への適応が期待できる」と語りました。

 次に、富澤 一仁理事(大学改革・評価担当)が文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」採択について報告しました。報告の中で、「シリコンアイランド九州構想」を実現するために、他大学と連携をしながら、半導体の高度化やその活用、半導体産業を支える研究等、幅広い分野で次世代・最先端研究から実装研究に係る共同研究を実施する計画であると述べました。

 最後に、大谷 順理事(研究・グローバル戦略・キャンパスミュージアム担当)が「THE インパクトランキング2023 」について報告しました。当ランキングは、大学の社会貢献の取組を国連のSDGsの枠組みを使って評価するもので、本学は総合ランキングにおいて世界201-300位(昨年同)、国内9位(昨年8位)となりました。大谷理事は、昨年同様、国内で10位以内にランクインしたことを評価しつつ、「今後も、本学で指針として掲げている「2023年のSDGs達成に向けた経営方針と目指す姿」に沿った形で取組を進める」と意気込みを語りました。

 参加した報道機関からはそれぞれの発表に関して多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。

 懇談会の資料は こちら を参照してください。      

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        勝田 陽介准教授                 富澤 一仁理事                  
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         大谷 順理事                   会の様子

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