"日本一のダイビング部"を目指して仲間とともに社会へDive!!

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”一人前の社会人”であれ!

people-1.jpg 発足して今年で25周年目を迎える「熊本大学ダイビング部」。主将の理学部理学科2年・杉村 善隆さんを筆頭にメンバーは15名です。監督兼インストラクターの坂田 礼司さんや、顧問の大学院自然科学研究科・一柳 錦平准教授の指導の下、「熊本県立大学ダイビング部」や各大学OB、社会人ダイビングチームとともにさまざまな活動を行っています。
2011年に開催された「第44回関東学生潜水連盟フリッパー競技大会」では、2連覇を達成!メンバーは厳しいトレーニングで常に限界に挑みながら3連覇を狙います。「日本一のダイビング部を目指して、日々自分との闘いです」と熱く語る杉村さん。目線は常に全国を見据えています。
「ダイビング部のモットーは、“一人前の社会人になること”」と語る一柳准教授。入部すると、まずは自己紹介やあいさつの仕方、話し方、お酒のつぎ方から教えます。「人として恥ずかしくない礼儀作法を身に付けることで、社会で通用する人間になれるはずです。優れたダイバーとして、立派な社会人として成長してほしいですね」。

くまもとの魅力を伝えたい!

去る4月21日(土)に行われた「熊本知識者円卓会議(熊本版ダボス会議)」では、「高等教育コンソーシアム熊本」主催の学生参加プロジェクト「You Know Best 熊本!2012」学生映像コンテストに参加し、熊大・県大ダイビング部people-2.jpgが見事“最優秀賞”を受賞。蒲島 郁夫熊本県知事、幸山 政史熊本市長、谷口 功熊本大学長をはじめ多くの人々が見守る中、受賞作品が公開されました。
ビデオ撮影を担当した法学部法学科2年・後藤 太さんを中心に制作した「知ってほしい〜身近な熊本の美しさ〜」は、熊本市街地にある江津湖などの湧水地や人々でにぎわう街中を撮影し、都市と自然が調和したくまもとの魅力を表現。「身近にある確かな美を知ってほしい」という思いを込めたものです。しかし、審査員からは「もう一ひねり入れて、印象に残すための工夫が必要」といった厳しいアドバイスも受けました。後藤さんは、「美しい映像を撮影するだけではなくインパクトのある作品に仕上げることが今後の課題です」と、気を引き締めます。

人とのつながりと感謝の心を大切に

people-3.jpg 熊本大学ダイビング部では、部内の活動に留まらず、水質調査や地域のボランティア活動など幅広い取り組みを行っています。
5月12日(土)・13日(日)に天草市で行われた「下田温泉祭」には、県大ダイビング部と連携して、運営スタッフとして参加。「ブリのつかみ捕り大会」では、会場設営や参加者の安全を守る監視を行ったり、「お湯かけ女神輿(みこし)」に参加して場を盛り上げました。天草の海は、ダイビング部にとってホームグラウンド。いつもお世話になっている天草への恩返しとして20年前から受け継いできた大切な取り組みです。
当日、「下田温泉祭実行委員会」から感謝の言葉が贈られ、メンバーは大感激!教育学部特別支援学校教員養成課程3年・堤 里帆さんは、「参加することで地域の人々の思いを知ると同時に、私たちの海に対する思いや祭りに参加する意義を伝えて、より親密な関係を築いていきたいですね」と笑顔で話します。
地元の人々との交流を通して、色々な恩恵を受けて天草の海に潜ることができるのだと再認識したメンバーたち。杉村さんは、「人と人とのつながりと感謝の心を大切にして謙虚に取り組み続けたい」と語ります。ダイバーとして、人として、彼らのこれからの活躍と成長が楽しみです。

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(2012年5月23日掲載)

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