教育学部美術科の学生2名が日展に入選!

平成28年度「改組 新 第3回 日展」の第三科(彫刻)部門において、本学教育学部美術科彫刻専攻の4年生、岩間美咲希さんおよび田中悠里恵さんの2名が初入選を果たしました。

「日展」は、明治40年に始まる「文展(文部省美術展覧会)」を引き継ぐ歴史的にも由緒ある日本最大級の美術展です。入選審査は、一般出品者および会友(10回入選の経験を持つ者あるいはこれまでに特選を受賞した者)出品者の作品に対して公平に行われます。

今年度は、一般出品者および会友出品者による134点の作品について審査が行われ、内99点が入選となりました。その中で、岩間美咲希さんおよび田中悠里恵さん2名の作品も見事入選を果たしました。これまでも、教育学部美術科彫刻専攻の学生は日展に入選したことはありましたが、主に大学院生でした。学部生では17年振り2回目で、女子学部生では初めてのことです。

なお、初入選者は10月28日の日展オープニング前の10月27日の第三科出品者懇親会にて表彰され、初出品ながら初入選(今年度は8名)の岩間さんと田中さんも壇上にて銀色のレイを首にかけられ表彰されました。

今回の入選について、岩間さんは「初入選の喜びと共に、会場での素晴らしい作品や作家の方々との出会いを通して、自分ももっと良い作品を創っていかなければならないと気持ちを新たにしました。今後も支えてくださる全ての方々への感謝の気持ちを忘れず、ひたむきに制作に励んでいきたいと思っています。」、そして田中さんは「まさか入選できるとは思わず驚くばかりでしたが、壇上に上がりレイをいただいた時は大変嬉しく思いました。指導してくださった先生、共に励ましあった仲間、応援してくれた家族や友人には感謝の気持ちでいっぱいです。今回の入選を出発点だと思い、日々精進していきます。」と抱負を述べました。

日展壇上写真
表彰式
日展授与式写真
表彰式でレイをかけられる
田中さん(左)と岩間さん(右)

日展2銅像

入選作品
(左)岩間美咲希 作《遠い渚》
高さ180cm×幅45cm×奥行き58cm
(右)田中悠里恵 作《蒼い月に》
高さ177cm×幅53cm×奥行き49cm
(※入選作品は画像をクリックすると拡大します)

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