平成28年度の主な取り組み
国際化関連
大学の国際化のためのグローバル教育カレッジの活動 |
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英語による教養教育科目(グローバル科目)を全学の教養教育に正式に導入し、平成27年度の20科目から31科目へ拡充し、延べ612名の履修があった。学生の英語力向上のための授業外英語活動イングリッシュ・トークモンを開始し、年間約520名の学生が参加した。 |
海外拠点の増加 |
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(「熊本大学中国校友会」設立式典) |
本学の重点地域であるサブサハラ地域に「熊本大学スーダンオフィス」を設置し、当該地域における本学の海外広報と薬学分野における現地派遣プログラムの実施の準備を整えた。また、国立六大学国際連携機構の枠組みの下で、オランダ・ライデンに「国立六大学欧州事務所」を設置し、オランダをはじめとした欧州全域における本学のプレゼンス向上と、今後の学術・学生交流への足掛かりとした。 |
ガバナンス改革関連
熊本大学グローバルアドバイザリーボードの開催 |
本事業の外部委員会として、第1回目の「熊本大学グローバルアドバイザリーボード」を平成29年1月27日に開催。海外大学からの外国人委員2名を含む5名の学外委員を迎え、本事業の進捗状況と本学のグローバル化のための課題について意見交換を行うとともに、今後の取組推進に向けて多くの有益な助言を得た。 |
教育改革関連
熊本大学グローバルリーダーコース(GLC) |
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(Pre-GOKOH School Programの 様子) |
地域の問題をグローバルな視点で考え、果敢に行動できる人材の獲得のため、アドミッション・オフィス入試により、グローバルリーダーコースの学生48人を選考した。 |
大学教育統括管理運営機構の設置 |
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(大学教育統括管理運営機構の設置) |
入試、全学共通教育、教育評価を統括管理し、大学教育の質の向上および質の保証を確実に実行するための改革・改善を断行する組織として、平成28年6月に「大学教育統括管理運営機構」を設置した。 |
大学独自の成果指標と達成目標
熊大グローバルYouthキャンパス事業 |
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(SSH高校生の英語による プレゼンテーションに コメントする留学生) |
熊本県内のSSH指定校の生徒が様々な科学的研究テーマについてポスタープレゼンテーションを行い、熊本大学の留学生が研究方法や結果について英語で質疑応答を行った。また、SGH指定校にも留学生を派遣し、英語論文チェック指導の協力を行った。 |
大学の特性を踏まえた特徴ある取組
国際先端研究拠点の強化 |
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(海外からの招聘研究者が |
平成28年4月、熊本大学の自然科学分野の研究組織を戦略的に統括し、国際先端研究の実施、国際共同研究の推進、自然科学系研究拠点の育成及び再構築、テニュアトラックを基本とする人事制度のもと先導的若手人材の発掘育成、併せて世界トップクラスの研究機関とも連携し、世界一線級の特徴的な研究の伸長と新たな領域の先鋭化、更に部局の枠を超えた融合研究を推進することを目的として熊本大学国際先端科学技術研究機構(IROAST)が設置された。 |
その他の活動
熊本地震発生時の留学生の活動 |
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(震災発生時の ボランティアによる支援) |
平成28年度熊本地震発生後、一時避難所として、開放された本学の体育館においては、学生ボランティアによる避難所の運営が行われた。留学生もボランティアに参画し、連絡事項の外国語対応等様々な支援を行った。 |