密を気にせず楽しむ、海と風を体感できるヨット 熊本大学体育会ヨット部

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初心者も安心!国体優勝経験のあるコーチに習っています

健児くん(以下◆):普段の練習の様子を教えてください!

image02.jpg今西さん: 毎週日曜日、宇土マリーナで練習をしています。週に1回しか練習機会がないので、朝の10時ごろから夕方5時まで練習です。指導は、宇土高校ヨット部のコーチから受けます。コーチは国体で優勝経験のある実力者で、高校生と一緒に教わるので、大学からヨットを始めたい人でも安心して参加ができますよ。

ヨットにはエンジンがなく、風の力を頼りに帆を調整しながら動きます。普段よくする練習メニューは、帆を調整する練習とスタート練習。海上には陸上競技のようなスタートラインを引けないので、スタート位置に印が2つ置かれ、その間が架空のスタートラインになります。しかし、ヨットもその場に留まり続けることができないので、いかに時間ぴったりにスタートラインを切れるかが勝負になります。コースを作って、高校生たちと競争することもあります。

コロナ禍になって今までどおりの練習ができなくなった部活やサークルも多くありますが、ヨットは元々3密になりにくいスポーツ。移動やミーティングなど、陸での感染対策を徹底すれば、密を気にせず楽しめます。まさにWithコロナ時代・Afterコロナ時代のスポーツだと思いませんか?(笑)


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気軽にできない、逆に言えば、学生の今なら始められると入部を決意

 ◆:どうしてヨット部に入部されたのですか?

今西さん:実は私は宇土高校のヨット部出身なんです。中学のころは野球部に所属していましたが、高校で新しいことを始めたくて部活を探していて、ヨット部に出会いました。大人になってから始められるスポーツはたくさんありますが、ヨットは、お金もかかるし、気軽に始められるスポーツではない。逆に言うなら、今しかできないスポーツだと思ったことと、海でできることに惹かれました。実際に広い海で、風を受けながらヨットを進めたとき、すごく気持ちがよかったです。その爽快さは、今でも変わりません。競技として見ると、もちろんライバルとの闘いではありますが、自然との闘いでもあります。風の流れが読めて、スムーズにヨットを進められたときは気持ちいいですね。高校時代はインターハイに出場したこともあります。

県内でヨット部がある大学は熊本大学のみで、高校の時に知り合った熊本大学ヨット部の先輩から「熊本大学で一緒にヨットをしよう」と誘われたこと、高校のコーチからも「続けてほしい」と言われたことがきっかけで、大学でもヨットを続けることにしました。大学になると、レベルがぐんと上がって大会で勝ち進むのは難しくなりましたが、先輩は2019年の全日本インカレ個人戦で全国3位の成績を修められました!

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悩み事も吹き飛ぶ気持ち良さがヨットの醍醐味

◆:ヨットをやっていて良かったと思うことは?

今西さん:普段気軽に乗れるものではないヨットに乗れる特別感があること。そして、広い海の上で、風を受けて進むことは本当に気持ちがいい。悩み事があるときにヨットに乗ると、気持ちが晴れるので、おすすめです。この気持ち良さは試乗会で体験できるので、興味のある方は是非ご連絡ください!(笑)

コロナ禍になる前は、年に2回、春休みと夏休みに九州の国立大学のヨット部と合同合宿を行っていました。そこで他大学の人たちと友達になり、プライベートでも連絡をとったり、旅行に行ったりしたこともあります。今年はZoomを使って、強豪校に勝つための勉強会を行いました。コロナ禍でも、他大学との交流が続けられて嬉しいです。

普段体験ができないものだから、イメージしにくいかもしれませんが、ヨット部のTwitterにイメージ動画をアップしているので、是非ご覧ください!


■熊本大学体育会ヨット部Twitter
https://twitter.com/kumamotosailing

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(2021年10月1日掲載)

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総務課 広報戦略室

096-342-3269