文部科学省 令和4年度大学教育再生戦略推進費「地域活性化人材育成事業~SPARC~」に採択

 このたび、文部科学省「地域活性化人材育成事業~SPARC~」(以下「SPARC」という。)において、熊本大学が事業責任大学となり、熊本県立大学を事業の参加校、東海大学を事業の協力校として申請しておりました「くまもとの未来を拓くグローバルDX人材育成プロジェクト地域社会と国公私3大学の連携によるくまもと型文理融合DX教育の構築を目指して」が採択されました(令和4年8月30日付け採択結果公表)。 

SPARCについて

 SPARCは、大学等が地域の中核として機能していくため、地域社会と大学間の連携を通じて既存の教育プログラムを再構築し、地域が真に求める人材を育成する機関に転換することを目的とした事業です(*1)

申請事業の概要

 半導体製造グローバル企業の誘致により、半導体分野を含む地域のDX化を推進できるグローバル人材の需要が急速に拡大している熊本地域において、時代の要請に応じた高度人材の量的な供給力強化は喫緊の課題となっています。
熊本県が設立する産学官金が結集する地域連携プラットフォーム(*2)「くまもとDX人材育成プラットフォーム」において、地域が今、真に求めるグローバルDX人材・半導体関連人材の人材像を具体的かつ明確に設定します。
 これを受けて、熊本大学、熊本県立大学、東海大学の国公私立3大学の連携による大学等連携推進法人(*3)「熊本地域大学ネットワーク機構(仮称)」において、地域社会から要請される人材育成を実現する文理融合の連携開設科目を開設し、真に求められるグローバルDX人材を輩出します。
 特に、熊本大学においては、学部等連係課程(*4)である「情報基盤融合学環(仮称)」を令和6年度に設置*5)し、高度情報化社会においてDX化による社会構造の変革に対応するための社会的素養として求められている数理・データサイエンス・AIの基礎知識を備え、それらを駆使してイノベーションを創出し、国際社会で活躍できる人材を育成したいと考えています。
 この一連の、”くまもとの未来を拓くグローバルDX人材育成プロジェクトを進め、“くまもと型文理融合DX教育を構築し、全国への波及を目指します

【文部科学省ウェブサイト】
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/sparc/r4-3_00001.htm

SPARC_gaiyou.jpg

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*1 令和4年度大学教育再生戦略推進費「地域活性化人材育成事業~SPARC~」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/sparc/index.htm

*2 地域連携プラットフォーム
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/platform/mext_00994.html

*3 大学等連携推進法人
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/daigakurenkei/index.html

*4 学部等連係課程
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/siryo/__icsFiles/afieldfile/2019/06/18/1418071_1_1.pdf

*5 熊本大学「情報基盤融合学環(仮称)」設置構想については、今後、文部科学省 大学設置・学校法人審議会の審査を受ける予定です。構想は審査結果によって確定するものであり、変更の可能性があります。

お問い合わせ

経営企画本部 戦略企画チーム

096-342-2031