安江文部科学大臣政務官が熊本大学を視察
令和5年10月16日、安江伸夫文部科学大臣政務官らが本学の黒髪キャンパスを訪問し、地方大学が強み・特色を生かし、研究と一体となった人材育成、地域貢献に取り組んでいる様子や大学間連携の取組等について情報収集を行われました。
小川学長等から、現在地域社会の喫緊の課題となっている高度情報・半導体人材の育成にスピード感を持って対応するため令和5年4月に設置した中核的な教員組織となる「半導体・デジタル研究教育機構」や、令和6年4月に設置を計画している学部相当組織「情報融合学環」等について説明があり、関連する研究室(半導体クリーンルーム等)や実際の講義風景、DXイノベーションラボラトリーおよびDX総合教育棟の建設予定地を視察いただきました。
その後、本学が採択を受けた、文部科学省「大学・高専機能強化支援事業」及び内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」、現在申請している文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」計画構想について説明し、安江政務官らと活発な質疑応答や意見交換を行いました。
安江政務官からは、本学のスピード感のある研究開発・半導体人材育成への対応について、「我が国の方策に寄り添っていただき、ありがたい」とのコメントをいただきました。
学長は今回のご視察を振り返って、「熊本県内唯一の国立大学として、本学が我が国の半導体産業をリードする高度専門人材の育成に積極的に取り組んでいることをご理解いただけたものと考えている。」と総括しました。
意見交換の様子
【写真右列奥から2番目が安江文部科学大臣政務官】
DXイノベーションラボラトリー・DX総合教育棟建設予定地を視察
半導体研究のクリーンルームを視察