5 地震発生後の基本的対応は知っていますか?

避難する時の注意点

  1. エレベーターは、使用しない。
  2. 教職員がリーダーシップを発揮し、体の不自由な方や学生、施設に不慣れな来客者などの避難を優先的に支援する。
  3. ドアが変形して開かなくなることもあるので、開放して避難する。ただし、火災の場合は、延焼を抑えるため、ドア及び窓は閉める。
  4. ガラスや看板などの落下物に注意し、頭部を守る。
  5. 傾いた建物・塀・什器(じゅうき)等、倒壊・転倒のおそれのある物には近づかない。
  6. 出火時は、姿勢を低くし、ぬれたハンカチやタオルを口と鼻に当て、煙を吸わないようにする。
  7. いったん外に出たら、再び建物内には戻らない。

情報収集

  1. 情報は、教職員、テレビ、ラジオ、消防署、行政等の信頼できる筋から収集する。情報収集のためテレビ、パソコン等を使用する際にブレーカーが落ちていた場合は、必ず漏電の可能性がないことを確認した上で、ブレーカーを戻す。
  2. デマやうわさなど不確実な情報に惑わされないように注意する。
  3. 各部局長等は、災害対策本部へ適宜、被害状況等について報告を行うとともに、災害対策本部の対応方針を、また、当該部局等の被害状況等を踏まえ、学生に対してその後の行動を指示する。
  4. 大規模地震の際には、学生及び教職員の安否確認を行う。

教職員に対して

<避難指示の仕方>
  1. 放送設備があれば使用する。使用できないときは、教職員が各室を回り、大声で連絡する。
  2. 電話の輻輳(ふくそう)状態(混乱してつながらない状態)の早期沈静化に協力するため、緊急電話以外の電話は、しばらく控える。
(例)
「○○学部3階給湯室から出火です。」
「出火元を避けて、速やかに○○まで避難してください。」
「エレベーターは使用せず、階段を利用してください。」
「責任者(又は課長)は、避難後、速やかに学生・教職員の避難状況の確認を行ってくだ さい。」

    

<避難状況の確認・報告>

1. 落ち着いて、避難完了者・負傷者・要救助者等の状況について、具体的な数字を踏まえ て、正しくはっきりと知らせる。

(例)
「○○学部○○講義の出席学生○○名、無事避難しました。」
「○○センター職員○○名のうち、負傷者が○名、○○課の職員○名が救助に当たっ ています。残り○名は、無事避難しました。」
「○○センター職員○○名のうち、○名が逃げ遅れ屋上に避難しています。残り○名 は、無事避難しました。」
  
2. 各部局等の緊急連絡網に基づき、当該部局等の担当事務に報告を行う。

    

落ち着いて行動し、相互協力して助け合うこと。また、正しい情報を入手すること。 
      
引用

お問い合わせ

総務部 総務課

096-342-3117