「震災対処訓練」を実施しました
熊本大学では、熊本市の指定緊急避難場所とされている黒髪体育館において、令和6年11月18日に震災対処訓練を実施しました。本訓練は、熊本地震の教訓を踏まえ、地域防災力の強化を図ることを目的とし、熊本市からの依頼により実施するもので、地域住民、熊本市の避難所担当職員及び施設管理者である大学職員の合計約30名が参加しました。
今年度は、大学の災害・消防訓練と合わせ、震度5強の地震が発生したとの想定で、大学に災害対策本部を設置、被災者対策班が体育館に向かい、市職員、地域住民と避難所開設の初動訓練を行いました。
訓練では、地域防災を研究する大学院先端科学研究部竹内裕希子教授が熊本地震時に避難所運営を行なった団体への調査結果から考案した「避難所の初動運営キット」を使用。同教授から、ケースの表示や保管場所について、災害時に誰でも分かるようにしておくことが重要との助言がありました。また、熊本市が提供するアプリを使った避難所受付の体験では、参加者から、受付時の混乱解消や情報把握に役立つとの感想が寄せられました。
発動機の試運転、スマホ充電体験
訓練後の振り返り
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