2021年度 創発的研究支援事業に5件採択

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の新たな事業「創発的研究支援事業」に、本学の研究者4名及び客員准教授1名の研究課題が採択されました。

 採択者および採択課題は以下の通りです。

新しい機序で作用する核酸医薬の開発
 勝田 陽介 大学院先端科学研究部 助教

器官形態形成を制御する環境依存性のシステミック機構
 進藤 麻子 発生医学研究所 独立准教授

包括的がん医療実現にむけた免疫細胞モジュールの創成
 中島 雄太 大学院先端科学研究部(工) 准教授

長寿齧歯類特有の恒常性維持機構の解明と応用
 三浦 恭子 大学院先導機構/大学院生命科学研究部(医) 准教授

疾患オルガネラ間コミュニケーションの動的変化と生理機能の解明
 森田 斉弘 生命資源研究・支援センター 客員准教授
  *本務機関: University of Texas Health Science Center at San Antonio

創発的研究支援事業とは

本事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ原則7年間(途中ステージゲート審査を挟む、最大10年間)にわたり長期的に支援します。

「科学技術振興機構 創発的研究支援事業」ウェブサイトより-

 第二期生となる2021年度は2,314件の応募があり、259件の研究課題が採択されました。

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研究推進課 URA推進室