本学学生がアメリカ泌尿器科学会で最優秀ポスター賞を受賞しました

Webマガジン熊大なう。

平成25年5月4日~8日、米国サンディエゴで開催されたアメリカ泌尿器科学会American Urological Association 2013 ANNUAL MEETING:AUA 2013 で本学大学院医学教育部博士課程2年(泌尿器病態学)の元島崇信さん(医師)が、最優秀ポスター賞(BEST OF POSTERS) を受賞しました。本学会は、泌尿器科学分野において世界中の泌尿器科医や企業が集まる世界最大規模の国際学会です。

受賞した演題は、「Sorafenib enhances the anti-tumor effect of anti-CTLA-4 antibody to kidney cancer」で、新しい免疫療法薬として注目されている抗CTLA-4抗体薬のがんに対する効果を、既存の分子標的薬であるSorafenibが増強することを示した研究であり、実際にがん治療にも応用可能です。今回の受賞は本学泌尿器科学と細胞病理学の共同研究の成果であり、臨床系と基礎系の教室が高い次元でコラボレーションした結果、世界で認められた大変名誉ある受賞です。

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(平成25年6月11日掲載)

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