環境報告書

熊本大学環境報告書『えこあくと』

トップメッセージ

“エコ・キャンパスの実現と持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献”

熊本大学環境報告書「えこあくと」も、私が学長に就任してから4冊目の公表となりました。「えこあくと」の編集の季節になり、今までのトップメッセージを読み返すと、自然災害に関するコメントが、どの冒頭にも書き記されていました。今回も、自然災害で被害を受けた方々にお見舞いを申し上げることになりました。大阪府北部を震源とする地震、7月豪雨による風水害、北海道胆振東部地震と続きました。熊本大学の前身である第五高等学校で学んだ物理学者で随筆家である寺田寅彦は、「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉を残していますが、忘れる前にやってくるくらい次々と被害をもたらしました。あらためて被災された方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。

さて2018年度の環境報告書「えこあくと2018」を公表します。この報告書は2017年度の熊本大学における環境配慮活動をまとめたものです。

今回の報告書は、3年に一度のデザイン更新を行いました。昨年の報告書で大学生による第三者意見がありましたが、その意見を採択してさらに読みやすく、伝えやすくしました。特に注目すべき点は、6月に公表された「環境報告ガイドライン(2018年版)」を使って記載事項を特定しました。ガイドラインは簡潔に記載されていましたが、今までの報告書編集の経験を活かし、さらに持続可能な開発目標(SDGs)の視点を加えて、熊本大学の環境配慮活動をまとめました。また第三者意見では、報告書の読み手と考えている大学生の多くから意見をもらいました。今後の報告書編集に活かしたいと思います。

環境負荷に関するデータから、温室効果ガスと可燃物(廃棄物)の排出量削減を行えていることが分かります。特に可燃物(廃棄物)の排出量は、2017年度は、どの地区でも削減できています。これも構成員による環境配慮活動の成果です。環境マネジメント活動では、2016年度から外部の専門家に環境監査をお願いしています。2017年度は環境監査の結果に基づき、2018年度の環境マネジメント活動の計画に活かすことができました。環境教育では、教養科目「ベーシック」が終了し、新入生START UP講座がスタートしました。学部新入生に対してeラーニングでSDGsに関する内容も含めた環境教育を行っています。

熊本大学は、「創造する森 挑戦する炎」というスピリッツを持って、地方の国立総合大学として地域と世界をつなぐ真のグローバル大学を目指しています。世界では持続可能な開発目標という国際目標を掲げ、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。熊本大学から輩出される学生が、さらに熊本大学の研究成果が、SDGsの達成に貢献できるように、社会からの期待に応えながら前に進み続けます。熊本大学では、キャンパス整備戦略室(仮称)の設置を検討しています。施設マネジメント、エネルギーマネジメント、環境マネジメントの加速的推進を図るためです。今後ともよろしくご支援、ご協力のほどお願い申し上げます。

2018年9月
国立大学法人熊本大学
学長 原田信志

えこあくと2018

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