新型コロナウイルス感染症対策にかかる緊急事態宣言の解除を踏まえた本学の対応について(2020.5.15)


学⽣・教職員各位



 4⽉16⽇に出された全都道府県を対象地域とする緊急事態宣⾔については5月14日、熊本県を含む全国39県を対象から外すことが発表されました。
 本学といたしましては、現在の感染状況に照らした⾏動の制限等について、新型コロナウイルス感染症対策会議において決定の上、実施してまいりましたが、緊急事態宣言の解除及び熊本市のリスクレベルの引き下げを踏まえ、以下のように⾏動制限を見直すことといたしました。

  1.  授業については、対⾯授業によるものは6月1日(月)開始の予定です。
     なお、対面授業を行う場合の留意点等については、改めて(開始1週間前までに)通知しますので、最新の情報を確認するようにしてください。

  2.  研究活動については、いわゆる「3密」を避け、5月7日付けで通知した「研究室等における、研究活動での新型コロナウイルス感染症対策のポイント」を遵守してください。
     なお、学生の皆様においても、各研究室の責任者の指⽰に従ってください。

  3.  感染拡大を予防するため、テレワークや時差出勤、オンライン会議の実施など「新しい生活様式」への移行が求められているため、在宅勤務(テレワーク)については、5月1日付け学長通知「新型コロナウイルス感染拡大防止のための在宅勤務対象期間について」に基づき継続して実施するものとします。
     また、病院については、広域医療圏の拠点病院の役割・機能の維持・継続が必要であるため、在宅勤務の実施は困難な状況ですが、可能な限り業務負担の軽減に努めることとします。

 これらの対応を継続することは、本学及び社会の安全を確保するために極めて重要であり、新型コロナウイルス感染症の早期終息に結びつくため、構成員⼀⼈ひとりが感染拡大の予防に留意し、本学学⽣・教職員としての良識ある⾏動を取っていただくよう改めてお願いいたします。

                                  令和2年5⽉15⽇ 
                                   熊本大学長  原 田 信 志