「五高記念館等オープニングセレモニー」を行いました

 平成28年に発生した熊本地震において甚大な被害を受けた本学の重要文化財である「表門(赤門)」、「五高記念館」、「化学実験場」、「工学部研究資料館」においては、本年2月末をもって全面復旧を完了しましたので、これを記念し、3月23日(水)に「五高記念館等オープニングセレモニー」を開催しました。

 式典には、復旧に際して多大なるご尽力をいただいた文部科学省や文化庁の関係者、熊本県副知事、熊本市長ほか、震災当時の原田前学長を始めとした執行部の皆さま等にご参列いただき、小川学長からの謝辞の後、テープカットを行いました。

式典終了後は、復旧を終えた各施設に参列者をご案内し、五高記念館では今回の改修過程で新たに発見された既存の黒板裏にあった古い黒板や、創建当時の階段教室の痕跡等を見学し、百年の歴史に思いを馳せていただきました。

 本学では、今回復旧を完了した五高記念館等を核として、全キャンパス一体となった「キャンパスミュージアム構想」を掲げ、本学が所蔵する歴史的・文化的資源や研究資源等を、国内外へ発信できるよう準備を進めており、今後、新たな形で皆さまにお披露目させていただく予定です。

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