「フードバンク熊本」に対する支援活動を行いました

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 熊本大学では、令和3年7月、教職員によるフードバンク熊本(熊本市南区)への支援活動を行いました。

 フードバンクとは、まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食品を引き取り、食料を必要とする施設・世帯・子ども食堂等に無償で提供する活動です。熊本県ではいくつかの団体がフードバンク活動に取り組んでいますが、このうち社会福祉法人南苑会が運営するフードバンク熊本は、2016年度からフードバンク事業を開始され、熊本市が2019年度から実施している「子ども食堂応援プロジェクト」にも協力をするなど、企業や市民からの食料提供の調整・支援を行われています。
 熊本大学では、フードバンク活動がSDGsのゴール1(貧困)・ゴール2(飢餓)・12(つくる責任・つかう責任)に直接貢献し、かつ様々なパートナーシップにより食料提供が実現するものであることから、くまだいSDGsワーキンググループが中心となり、この活動への支援を呼びかけることとしました。

 去る令和3年6月11日、熊本大学を会場に、熊本市主催のコロナ禍における生活困窮学生に対する食料・日用品配布が実施され、本学の学生を含む500名以上の学生が支援を受けました。この際、フードバンク熊本から多くの食料等提供を受けており、それに対し本学教職員からお返しを行う趣旨も込めて、この7月の支援活動は行われました。
 令和3年7月14日~21日にかけて、学内に設置した支援受付ブース等を通じて、合計132名の教職員からの寄付が寄せられました。今回、コロナ禍のため全て金銭による寄付としましたが、フードバンク熊本では倉庫、冷凍冷蔵庫の電気代、輸送時の燃料代などにお役立ていただけるとのことです。

 熊本大学では、SDGsの実現を通じて地域社会に貢献するため、今後もフードバンク活動への支援呼びかけを行う予定です。


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 学内4キャンパスで支援受付ブースを開設しました 

   

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        フードバンク熊本・鬼塚静波代表()に、本学・岸田光代副理事から支援をお届けしました

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