日韓共同理工系学部留学生事業
1.日韓共同理工系学部留学生事業について
平成10年10月に訪日した金大中大韓民国大統領(当時)と小渕恵三首相(当時)との間で行われた日韓首脳会談に基づいて発表された日韓宣言「-21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ-」で日韓両国の青少年交流の拡大がうたわれたことをうけて始められた留学生事業です。平成22年までの10年間に大韓民国の高校を卒業した学生を日本の国立大学の理工系学部(4年制)へ招致し、最先端技術・知識の習得および日韓の相互理解の増進を図ることを目的としています。
本学は、平成12年度(第1期)からこの事業へ参加しており、グローバル教育カレッジが予備教育を、工学部と理学部が専門教育を実施しています。
2.卒業までの流れ
1.学生の選抜・配置
韓国国内の所属高校から推薦を受けた上で、韓国側主催による第1次選考と日本側主催による配置試験を受け、その結果に基づいて本学への配置が決まります。
2.予備教育
配置が決まった学生は、まず、3月から半年間、韓国内で日本語・専門科目等の予備教育を受けます。そして10月に来日し、翌年3月までグローバル教育カレッジで日本語・専門科目等の予備教育を受けます。
3.学部入学・卒業
グローバル教育カレッジでの予備教育が終わると、4月からは工学部または理学部の正規学生となり、各学部・学科が定めるカリキュラムに従って卒業を目指します。
4.受け入れ実績
これまでの本学での受け入れ実績は、工学部17名、理学部2名の計19名です。また、現在、2名の学生が在籍しています。(平成30年10月現在)
お問い合わせ学生支援部 国際教育課 国際学生交流チーム
096-342-2132