教育学部シンポジウム「“地方” における国民形成と芸能~劇場、学校、地域共同体~」を開催します

event_available 日時: 2017年3月5日 13時0分 から 17時30分 まで

一般
本年度より、熊本大学教育学部音楽科のメンバーを中心に山鹿市・八千代座の史料研究、そして“地方” での劇場の役割の解明について研究グループを立ち上げました。

明治以降の近代化そして国民形成について、これまで中央を視点として行われてきた研究成果を土台とし、地方における劇場、学校の役割や地域共同体にもたらした影響を明らかにしていくために上記のテーマでシンポジウムを開催いたします。

基調講演として、国際日本文化研究センター教授で、日本の文化を大衆芸能の観点から研究されている細川周平氏を招聘し「芸術、芸能、劇場―近代日本の文化史のなかで」を発表頂き、続くパネル発表には、明治の国家儀礼としての音楽の役割について東京藝術大学教授・塚原康子氏、学芸会の役割について静岡文化芸術大学教授・奥中康人氏にご登壇いただきます。

また、熊本側からは熊本市と八千代座のある山鹿市で行われていた学芸会等について本学教育学部の山崎浩隆 が報告、および國枝春惠と大学院生が再現演奏を行います。さらに、イタリアの劇場が果たした役割について山田高誌が発表し、全体として国民形成、地域文化形成において劇場、そして学校が果たした役割について討論いたします。

皆様のお越しをお待ちしております。

場 所 熊本大学くすのき会館 レセプションルーム
キャンパスマップ黒髪北地区15番の建物 ) アクセスは こちら
対 象 一般
参加費 無料
申込み 不要

お問い合わせ
教育学部音楽科
山崎 浩隆
TEL/FAX 096-342-2684
yamasaki※educ.kumamoto-u.ac.jp
(メール送信の際は※を@に換えてください)


※山崎浩隆の「崎」のつくりは、正しくは「大」ではなく「立」です。環境によって正しく表示されないため、「崎」 を使用しています。